中古・中世・近世・近代という系譜で日本の書画は発展を遂げて行きますが、そこには時代別に応じた発展と価値観に応じた需要が存在し成り立っていきます。
島国である日本の文化は、大陸文化とは異なり独自の"美意識"や"情緒"と言う内面を表しています。
信仰・文化・需要・反映・と言った成り立ちを日本美術史で最も重要な"核"と"根幹"であるべき書画と言う分野を通して感じて再認識頂ける事を願っています。
第5期 洒脱
読んで文字通りの"洒脱"さえも表現したかった分野です。
固定観念や既成概念に捕らえられ無いと言う言葉が、洒脱と言う言葉に最も近い存在かとおもいます。
日本人ならではの洒脱さであったり、ある種の逸脱であったりを感じていただけますと幸いです。