日本美術史に於いての"核"と"根幹"展
固定観念と既成概念の払拭
中古・中世・近世・近代という系譜で書画をはじめとする日本美術は時代の変化に伴い発展を遂げて来た、発展に伴う思考や需要が存在し成り立っていきます。
島国である日本美術は、大陸文化とは異なり独自の"美意識"や"情緒"と言う内面を表している反面、中国【文人】や西洋への憧れも垣間見ることはしばしば見受けられますが禅と言う文化を通し大陸文化が日本へ渡ってきた事が最も大きく美意識に影響しています。
信仰・文化・憧れ・需要・反映と言った成り立ちと、そして今の日本美術の書画と言う分野に大きく見受けられる既成概念と固定観念"即ち一つのブランド意識"を一度払拭した上で、日本美術のなかで最も中心的である書画と言う分野を通し自由さ、楽しさ、鮮烈さ、そして全ての発展をお楽しみ頂けますと幸いです。